しらかわ次世代による政治を考える会

福島県白河市を中心に活動する高校生団体「しらかわ次世代による政治を考える会」公式ホームページです。

片山さつき議員・質問状回答レビュー

年を越してしまいましたが、昨年9月に送付し回答を頂いた公開質問状の中から、自民党片山さつき参院議員の回答について、レビューを行いました。

回答についてはこちらをご覧ください。

公開質問状のお返事:片山さつき議員 - しらかわ次世代による政治を考える会

以下は、そこでメンバーから挙げられた感想や意見です。

 

[質問1・2]
・給付型奨学金は、形になってきているのだと思う。
・大学の授業料を下げるのと、奨学金を充実させるのはどちらがいい?
 今は市立台と国立大の学費が変わらないどころか、給料が2倍、授業料は5倍とかもあるし、奨学金制度の充実とともに学費も下げたほうがよいのでは?
・日本の学費補助の割合は先進国間では最低レベルと言われている
 海外では教育は社会で支える、日本では自己負担主義みたいな風潮あり
→ その意識が変わっていくといいと思う。

 

[質問3]
・「無利子奨学金の拡充」とあるが、日本は有利子奨学金をたくさん出していて他の先進国から批判されているが、利子も思った以上に安い
・0.01%だとしても利子をつける理由って?
(後ほど調べたところ、日本学生支援機構が活動するのにかかる経費のため、また手数料などのためであることが分かった。)

 

[質問4・5]

・給付型奨学金の具体化が進んでいるように感じる。
・日本人の教育に対する関心が減ってきているのではないか?
・実際にどうなるのか楽しみ。平成30年度は我々の入学年度でもあるので、なるべく早く本格的にスタートしてくれればいい。
・このまま奨学金制度を拡充してほしい。
・国の「1億総活躍社会」政策の大きな柱となっているのだと感じた。

 

[質問6]
・統計の種類が2つあることが意外だった。(全国消費実態調査:総務省国民生活基礎調査:厚生労働省、前者はOECDを下回っている)勉強になった。
・統計の取り方によってなぜ数値が異なるのか疑問だ。

 

[質問7・8]
・質問文では「相対的貧困に該当する方々」としたが、支援等の基準には「非課税世帯」などが用いられていることが分かった。
・国としてもとても難しいことの1つなのだと思った。

 

[質問9・11]
・校外活動において「高校生等奨学給付金」という制度があることを初めて知った。
・授業料以外にもしっかり支援策があるのだなと思った。
・大学生向けの奨学金だけでなく、高校生に対しても支援を充実させてほしい。
・「高校生等奨学給付金」に関しては知名度が低く、もう少し存在について知られてほしいと思った。

 

[質問10]
・メンバー自身も、体験活動等への参加をしてきたが、今でも生活の中で生きるものはたくさんある。
・どういった対策があるのかをもう少し詳しく知りたい。
・どこまでが支援されるべき範囲であるのかを決めるのは難しいということを知った。